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東海エリアで
子どもアドボカシーの実現を!

子どもアドボカシーとは子どもが話したいことを自ら話せるように支援したり、必要な場合には、子どもの依頼または承諾を得て子どもの思いや意見を代わって表明することです。そして、子どもの側に立って子どもがそうできるように働きかけたり、支援したりする人を子どもアドボケイトといいます。

「子どもの声なんて」と軽視して耳に入らないおとなに、子どもの声が届くようにするのです。また、無力感にとらわれて声を出すことができなくなっている子どもが、自信を持って自分の気持ちや願いを話せるように励まし支援することもアドボケイトの仕事です。

子どもアドボカシーと子どもの権利

子どもアドボカシーとは子どもの権利条約の参加する権利に関わるものです。子どもたちは自分の関係のある事柄について、自由に意見を表したり、集まってグループを作ったり活動することが出来ます。特に、「自分に関係のある事柄について自由に意見を表す」ということが子どもの権利条約12条の意見表明権と言われているものです。すべての子どもたちが意見表明権の主体であり、おとなは子どもたちの声をしっかりと聞いていく責任があります。守られる権利を考える時も、育つ権利を考える時も、常に子どもの意見表明権、参加する権利を同時に考えながら保障していく必要があります。

子どもの権利条約は1989年に国連で採択され、日本は1994年に批准しています。この条約には、子どもが尊厳をもった一人の人間として尊重され、自分らしく自由に生きることができること。子どもは成長発達する存在であり、学んだり遊んだりしながら育つこと。暴力やいじめ・体罰などから守られること。最善の利益が考慮されこと。自分の思いや意見が大切にされ、その意見を自由に表せることなど大きく分けて 生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利の4つの権利を守るように定めています。

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